蛍光灯からＬＥＤへ～LED照明工事の注意点～

明石市にて、事務所内の照明器具をＬＥＤ照明器具へと交換させて頂きました。
ＬＥＤ化には、バイパス工事（器具本体を流用し、電球をＬＥＤへ交換）
の方法もありますが、既設器具がかなり劣化していましたので安全面も考慮し、
器具ごと全て交換させて頂きました。
照明器具本体にも寿命はあります。
長期間使用した照明器具をそのままＬＥＤ電球を取付け、また長期間使用
するのは危険です！
劣化したソケット部分の過熱により発火の恐れ、電球の落下などの恐れがあります。
「バイパス工事は費用が安く済む」
からと言って安易に採用するのはＮＧです！

取替前の蛍光灯です。
40Ｗ形蛍光灯照明器具です。
事務所や店舗に採用されることの多い器具です。

蛍光ランプが３本の器具ですが、電気代が高いと言う事で１本
外していたそうです。
ただ、２本のランプになったことで照度が落ちてしまいうす暗くなって
いました。*器具が古くなって初期照度が落ち１００％の能力を発揮できていないのも理由の一つ



既設照明器具を撤去。
埋込型の為、開口寸法に合った照明器具を選定する必要があります。


こちらがＬＥＤ照明器具です。
ＰａｎａｓｏｎｉｃのＬＥＤライトバーです。
既設器具は蛍光管３本に対しＬＥＤバー１本のタイプです。
ＬＥＤバー１本でも照度は損ないません！
既設器具：器具光束6000ｌｍ(ルーメン）
新設器具：器具光束6680ｌｍ（ルーメン）
既設よりも、やや明るめで選定させて頂きました。


交換後。
開口寸法もきっちり収めることが出来ました。
照明器具ＬＥＤ化により、消費電力もグンと下がりランニングコスト削減にも♪
ＬＥＤ器具も安価になり、時にはバイパス工事より費用が抑えることが出来る
場合があります。
安易に既設器具を使用し、かえって費用がかかってしまったなんてことにも
なりかねません。
長期間使用し、劣化した器具は照明器具全体を交換することをおススメ致します。